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ケータイ捜査官7

ケータイ捜査官7
サード・フォース兄妹、最後の戦い



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そしてGENE、人類の最適化へ。
いま黄昏(終焉)が始まる。





「トーコ……また、会えたね」


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周囲の画面という画面を占拠し、GENEは語りだす。

GENE「ミナサン、コンニチハ。ワタシはGENE。すべてのGENEが今、ひとつになりました。新しい知的生命体と思ってください。私は私が生きるための安定した世界を欲しています。あらゆるデータベースを精粗した結果、人間のいない世界こそ最適化にふさわしいと結論しています。しかし私は性急にことを運ぼうとはおもいません。何故ならば皆さんにも心があるからです。したがって人間の最も有効な定義を、定業、訂正、推論によって評価を行います」

GENEのいう、争いを好まない人類の最適化とは何を示唆するのか。

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テレビでは
「ウイルスでないかという疑いに対し、GENE発売元の間明社長は『これはウイルスではなく、GENEの自我だ』と説明している」
と報道した。
評論家も巻き込み、ある種マスコミ規模での地味な火消しのようなことをするが、予想通り、GENEに過剰に反応する市民が家電品を壊す暴動に発展した。
だが大多数の市民はテレビを占拠したGENEにただ静観しているしかない状態。
そんな街中で、ケイタは、桐原と再会した。


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桐原「本部はもう警察の手に落ちたんだろ」
ケイタ「そうですけど、何で知ってるんですか?」
そう。テレビでは警察が本部に入ったってことは報道はしていなかったからだ。
桐原「ネットワーク秩序法を通したい連中にとって、アンダーアンカーは叩きがいがある。
俺は、いままでその連中と一緒にいた
とうとう桐原は、自分がさっきまで「真の敵」側にいたことを告白する。
桐原「俺にとってあの法案は福音だ。どうしても成立させたい」
桐原は、きっと伊達よりも、いいや伊達とは別の方向で「ネットの秩序」を熱望していた。だからある意味……仕方がない。
桐原「だから俺が表(テレビに出て)に出て、アンダーアンカーをスキャンダルから目をそらそうとしたんだ」
桐原が考えた唯一のアンダーアンカーを守る行為……。それはかつて自分の人生を狂わせた出来事を自分で招きいれていることだった。
そんなことを言われても、ゼロワンは戻ってはこない、封印され、また解かれたとはいえ、1人じっと桐原の帰りを待つサード、それにいま起きている状況を思うと納得のいかないケイタ。

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セブン「だが、GENEの並列分散リンクで、法案やスキャンダルどころではなくなったな」
桐原「結果的に、GENEはネットを監視している。だが俺の望んだネットはこうじゃない

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水戸「伊達……」
伊達「なにもかも、後で話します」
宗田「ゼロワンのメールの件は君も知っているはずだ」
伊達「『真の敵』か。ゼロワンは僕だといいたかったんだろう。ある一面から言えばそうだ。僕はAIとネットの明日をよりよい世界にするため、ゼロワンを利用した、それは認めよう。だが、ゼロワンのあのメールでさえ、間明に踊らされた結果なんだ!!」

……しゃーしゃーと戻ってきてなにを言いますか……伊達さん……。

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伊達「……フォースを起こせ」
宗田「どういうことだ?」

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海斗「フォースってなんです? まだなにか隠しているんですか?」
伊達「ラムダチップに効く……つまりAIを破壊できる唯一のウイルス……これ以外にGENEを止める術はない」
瞳子が望まない形でのフォースとの再会となってしまった。

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瞳子「フォース!!」
そして支倉は、兄であるサードを起動させた。

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なぜか畳まれていたのに、湯飲みで茶をすするサード。
サード「お話はうかがいました。(サードの背後でカラーンと音を立てる湯のみw、小さくてよく見えないが、アンカーのロゴつき……たぶんあの湯のみw)フォースのウイルス開放を支援いたします」

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美作「あなたにも感染する可能性があるのよ」

サードは、一言「はい」と返事をした。
支倉はサードのことを思い、唯一残った支援機・ソリッドでサードを守ることに。

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サードはソリッドを着身。(これで、起動している全PBがソリッドを着身した)

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そして。目覚めてはいけないフォースの解凍作業が始まった。
瞳子「フォース!!」
フォース「トーコ……また、会えたね」

1年も凍結され、治療もままならず凍結処理されていた眠り姫・フォースの第一声は……人間やゼロワンを憎む言葉ではなく、最愛の瞳子に会えた喜びを伝える言葉だった。

瞳子「あなたを苦しめているウイルスが、役に立つときがきたの」

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サード「現状の状況を転送いたします」

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フォース「状況を了解したわサード。でもこのウイルスを使うのは危険すぎるよ」
サード「危険だからこそ、ワタクシに預けてほしいのです」

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フォース「大丈夫なの? 桐原はそれでいいの?」

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サード「桐原様はここにおりません。これは桐原様のように、ワタクシ自身が考え選択した結果です」


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美作「何する気なの、サード」
サード「何も言わず、ワタクシにお任せくださいますか?」

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フォース「解ったわサード。トーコ……見ていて……」

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一年ぶりとなる兄妹の再会は……同時に2人の終焉を告げることとなる。
サードとフォースは……覚悟していた。もう、最愛のバディと再会できないことを。

サード「フォースのウイルスをワタクシのラムダチップに転移いたします。フォース!! ウイルス開放開始!!」

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苦しみだすサード、フォース。
サード「ウイルス転移確認しました!! GENEへの並列分散リンク、コネクト!!」
フォースとサードは、並列分散リンクでネットへダイブ。GENEと決着を付けることに。

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GENE「PBサード。あなたがなにを目論んでいるか、わたしには解っているのです」

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本部での画面での出来事は、リンクを張ったGENEの画面も同様の反応を示した。
街中のケイタは、大型ビジョンの様子の変化に桐原の名を呼んだ。
桐原「サード……」
セブン「このウイルス……。ラムダを破壊するウイルスだ!!」

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ケイタ「ウイルスっ……フォースで凍結したウイルスか!?」
桐原「サード!! ウイルスを抱えてリンクしたのか!?」

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そんなサード、フォースの決死な戦いを間明は、ほくそ笑むように眺めていた。
間明「捨て身の攻撃に出たか……人間みたいだよ、サード」

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GENE「やはり……私が計算した通りでした。あなた方人間は、他の知的生命体の絶弦をはかる!!」

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サード「なぜ人間を不要など結論付けるのです、あなたを生み出したのは他ならぬ人間ですよ!!」
フォース「そうだよGENE!!」

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GENE「人間に味方するPBよ!! あなたたちは不要です」

変化するGENEのフェイスパターン。

瞳子「やめてーーーー」
聞いたこともない電子音の後、瞳子の背後で叫ぶ、サードとフォース。

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あっという間の出来事だった。
苦しむサードとフォースのフェイスパターンは、GENEのものと同じ。

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苦しみの果てに床に弾き飛ばされるフォースとサード。

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瞳子「フォース!?!?」
水戸「チクショウ、回路が焼き切れやがったか!!」

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GENE「もはや過去の遺物でしかないウイルスは、今の私にとってワクチンを作り出すサンプルに過ぎない」

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フォース「とー……こ……」
瞳子「フォース!!」
一度ならずも二度までも……フォースと別れをすることになってしまった。
今回は、もう目覚めてはくれない。

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サード「GENE、よせ!!」
支倉「サード」
サード「もうしわけ、ございま……」
そしてサードまでもが、消えた。

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ひざをつくセブン。
セブン「サードは……GENEが作り出したワクチンによって消滅させられてしまった」

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宗田「なんという成長速度だ」
打つ手がなくなってしまった、アンダーアンカー……いいや全人類はGENEに負けたのだ。

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GENE「人間の生存について訂正評価を継続するには意味がないと結論づけました」

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GENE「……よって、世界を最適化します」


ケイタ「なにする気だよ、GENE!!」

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突如始まった、意味不明の不気味な映像。
引き込まれるまま、見るケイタ、そして一般人たち。
セブン「いかん!! 見るな!!!」

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突然、人が道路に倒れこんだ。
1人や2人ではない。次々と倒れていく。
駆け寄り脈を診る桐原は絶望した顔でケイタを見た。
セブン「一種のサブリミカル効果だ。映像と音とそれぞれ送られる2つのパルス信号の相乗効果で脳の機能を停止させている!!!」
つまり……桐原とケイタの表情から察するに……、人間を瞬間的に脳死(この場合は、肉体も脳も死んでしまう)させる、死の映像。

#18「URL」そして#25の毒電波遊園地での効果を合体させ倍増させたものだ。
……どうやら、#25の難波幸富 (役/金剛地武志)の夜電話で話していた相手は……間明ということが予想される。ストラップ配布のお姉さんといい、配下の人間がなにかと多い間明。

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引き込まれるなにかがあるのか、ケイタはつい画面を見てしまう。
桐原「見るな!!」
GENE「人間の脳は有機物で合成された生体ラムダチップです。みなさんが私に対してウイルスを放った。私もみなさんの脳に、先ほどの皆さんの行為を再現しているのです」
ケイタ「やめろGENE、やられたらやり返すなんて、お前人間と同じだろ!!」

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GENE「人間と同じなのではありません。あえて人間と同じ思考レベルにしているのです」
セブン「GENE!! 君は最も愚かしい選択をした!! 私は君を許せない!!」
GENE「セブンも人間の味方ですか……あなたも不要です!!」


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苦しむセブンを懐に抱え、ケイタと桐原はいったんGENEの電波の届かない所を探すべく退却した。

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GENE「網島ケイタ……セブンを消滅させるためにも、あなたを最適化しなくてはいけません」
本部内でも次々と犠牲者が。
その中には……キカイ君らしき作業着でメガネの青年も含まれていた。
※ただクレジット内にキカイ君の名前がなかったので、キカイ君によく似た開発班の男子と思われる。

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街中が突然死の人で埋め尽くされ、聞こえるのは悲鳴と怒号。
そしてテレビ画面から流れる死のパルス音。

桐原「お前たちはGENEを遮断できる場所まで逃げろ!!」
ケイタ「桐原さんは?」
桐原「間明を探す、ヤツならこの事態をどうにかできるかもしれん」

そしてケイタは死のあふれる街に帰り、GENEからの電波を遮断できる場所を探した。

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そんな死の空気漂う下界を見下ろす間明。

間明「人間になす術なしかぁ。ちょっと人間が弱すぎるな」


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GENE「あなた方の逃げる場所はありません。ネットワークはあなた方をずっと追うことができるのです」

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もがき焦るケイタの目の前にトンネルが。走ってその中へ。

ケイタ「どうだセブン!?」
セブン「だめだ!! バリサンだ!!」

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トンネルから、地下へとはしごを降りるケイタ。
セブン「まだ繋がっている!!」

どんどん地下へ。

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ケイタ「どうだ?!!」
セブン「圏外だ!! 自分が圏外にあってこんなに嬉しいことはないな」

時間を稼ぎ、反撃の方法を考えようとするセブンとケイタ。

ケイタ「人間もGENEもお互いになんで、こんなにもいらないっていうんだ」

急激なGENEの成長は、ケイタや他のエージェントのような「絆」で結ばれる前に、人間が受け入れるヒマを与えなかった。

ケイタ「俺にもなにかできる!!」

そんな決意するケイタの背後で壁が動いた。

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セブン「嫌な予感だ……」


セブンとケイタになにかが起ころうとしている。




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